セミナーレポート
弟2回 ボーカル・レコーディングを極める
8月21日(土) OPEN 10:30 - 19:00
  SEMINAR (1)11:00 - 12:30
(2)14:00 - 15:30
(3)17:00 - 18:30
マイクの種類、音つくり、ダブリングやデチューンなどのボーカル録、音のノウハウ、エフェクト

  さぁ、第2回がやってきました! 今回も客席は満員で、熱気がすごいです。講師のお二人が登場する前にセッテイングを見てみると...i88xとMOTIF ESが追加されています! 現時点で最強のmLANセッテイングですね。使用ソフトも CUBASE SXに変わっています。

 さて、丹沢さんと大野さんが登場して第2回のスタートです。今回は前回の続きでオケの流し込みとボーカルレコーディングです。通常流し込みは音源から出力してヘッドアンプで全てレベルをとって録音するのですが、MOTIF ESとPCがmLANでネットワーク化されているので、デジタルで直接流し込みです。レベルととる作業が省略できますね?

 さて、ボーカルレコーディングへと進んでいきます。ボーカリストがブースに入って丹沢さんがマイクセッティングをしています。ヘッドアンプはi88xを使用するようです。この器材の音も初めて聴きますね。マイクはAKG C414B ULSとSHURE Beta58ですね。前回と同じく今回も聴き比べです。コンデンサーの方がダイナミックよりよいと思っている方が多いと思いますが、ちゃんとマイキングすればダイナミックもかなり使えるんですよね。あとで聞くのが楽しみです。ボーカリストにはモニターソースにステレオアウトを送っているようです。
さてマイクの音を聞いてみると...やはりゲインは414の方が高いですね。お、01xでリバーブをかけていますね。01xのミキサー内蔵という長所を発揮しています。

 さて、録音開始です。例によって調整と言いながら録音しています(笑)。エンジニアの常套手段ですからね。1テイク目にしては雰囲気がでていていい感じです。このまま終わってしまいそう(笑)しかしスピーカーから「ごめんなさい...」との声が。素早く大野さんが新しいトラックを作ってパンチインです。実は大野さんがCUBASE SX、丹沢さんが01xというように分担しています。素早い連携をさりげなく見せつけながらボーカルはOKテイクがでました。かなり早いです。30分ぐらいでしたね。セッテイングから若干気になる部分があると思うのですが大丈夫でしょうか?と思っていたら「本当はここから詰めていきます」とのこと。やっぱりそうですよね。

 ここでプレイバックと同時に414とBeta58の聴き比べです。Beta58はダイナミックの割に張りがあってかなりいい感じです。ミッドレンジに若干パワーがありますね。414はフラットで質感がいいですね。今回の曲がロックだったらBeta58の方が合うかもしれません。

 ボーカルレコーディングのあとはゴミ掃除です。トラックの無音部分を確認したり、データ整理をする作業です。リージョンのつなぎ目やブレスなど、細かいですがプロとアマの差が出る部分ですね。禁断のピッチ編集作業もやってくれました。01xにはPitch Fixというピッチ修正ソフトが同梱されているのですが、これを使ってコーラスパートを作るという離れ業も見せてくれました。

 今回は早めに終わったので質問タイムができました!「このCDのボーカルはどういう風につくっているんですか?」と聞きながら受講生が持ってきたCDをかけます。丹沢さん即答!「多分リバーブの初期反射を多めにしているんでしょう」僕は「アーリーは使っているな?ディレイも?」と思っていたらいきなり当てられてしまい、ドギマギしてしまいました。

 大野さんと丹沢さんの軽妙なトークも冴え渡り、ますます盛り上がってきたデジレコセミナー!まだ未体験の方は3回目をぜひ見に行きましょう。僕もどのようなミックスになるのか、とても楽しみです。
        (レポート:小泉こいた貴裕)

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