セミナーレポート

弟1回 楽器のレコーディングを極める

7月10日(土)

OPEN

13:30 - 19:00

 

SEMINAR

(1)14:00 - 15:30
(2)17:00 - 18:30

ドラム〜アコースティックギターのレコーディング、マイキング、マイクの種類、音つくり、録音方法、エディット、コンプやエフェクトの使い方



  いつもはおとなしく(?)記事を書いている僕ですが、デジレコセミナーに潜入してきました。このセミナー、レコーディング2回とミキシング1回の合計3回シリーズなのですが、無料ということもあって既に予約が殺到しているとの情報です。熱気ムンムンの会場の模様をお届けします!

 開場前から渋谷のYAMAHA ART前にはデジレコを持った方がちらほら…。ARTの中には、セミナーで使用される01Xとi88XなどのmLAN製品が展示されていました。入り口付近ではセミナーの様子を映し出すプロジェクターが設置され、スタジオに入れなかった方もセミナーの様子が確認できるようになっていました。
 僕はセミナー開始まで、本日講師のエンジニア丹沢亜季さんとご挨拶。音楽をやっていると同じ職業の方にはほとんど会う機会がありません。僕にとっては貴重な出会いでした。そして本日司会の大野拓さんにご挨拶。さて、そんなことをしているうちにスタジオは参加者で満杯!座る場所もないです。前でじっくり見たい人は早めに来場する方がいいかも知れませんね。丹沢さんと大野さんがスタンバイしていよいよスタートです。

 



 大野さんから01Xの概要について説明のあと、早速録音作業に入って行きます。どのような音ネタを使うのか全く知らなかったのですが、どうやら大野さんが作った曲を録音していくようです。丹沢さんによるマイクセッティングの説明へと内容は移ります。マイクは8本立てていました。TopにAKG C414が2本、BDにSHURE SM58、SN・HH・TomにそれぞれSHURE SM57というセッティング。丹沢さんからマイキングについて説明がありました。ここでは、「いい音がするポイントを耳で探す」という話がありましたね。これはかなり重要なノウハウでしたよ?みなさんちゃんとメモしましたか?

 


 さて、一通りの説明が終わったあとはドラムの音決めに入りました。ここでは丹沢さんが01XのゲインやEQを調節している様子がディスプレイに映し出されていました。丹沢さんもここでStudioManagerのメーターを活用していました。会場の中にはディスプレイが2つあって、LogicとStudioManagerが動くiBookの画面と、丹沢さんの手元(01X)を映すカメラの映像が出ています。大野さんが丹沢さんと話をしながら画面のコントロールもしていました。大変そうです(苦笑)。01Xの本体ミキサーを活用しながら音決めが終わり、いよいよ録音に入ります。

 


 ドラマーは滝山清貴さんです。タムセッティングと独特のグルーヴのフィルが印象的でした。滝山さんにはオケとクリックが送られていました。ドラムの音はインプットモニターで確認しています。まずは練習で一度叩いてもらいレベルの確認です。ここでもう一度レベルを調整して、本番です。会場の参加者の方は息を飲んで見ていました。すごい緊張感です。でも、コントロールルームの方ではしゃべっても大丈夫ですよ(笑)。録音したあとはプレイバックです。01Xのリモートモードを使って、Logicのミキサーのバランスを調整しながら今のテイクをチェックしていました。やはり、01Xはちょくちょく操作している感じです。それだけ使える場面が多いということでしょう。ちなみにドラムは1発OK!プロの演奏に驚いた人も多かったのではないでしょうか。

 


 さて、ここで既に1時間が経過していました。時間も誌面もあとういう間です。しかしここからがデジレコセミナー、このままエレアコのダビングも見せてくれるようです。マイクは3本ですね。ギター内蔵マイク・414・57の3種類の比較でした。ギタリストは五十嵐広二さんです。ギターもドラムと同じ行程でしたが、ここではモニターの調整が行われていました。ギターの返しが小さかったようで、調整をして本番です。実は1カ所コードのミスがあったのですが、1小節分だけだったのでパンチインの他にエディットで直してしまうという方法が出ていました。時間がないとこのような選択肢も出てきますね。

 さて、文章で書いてしまうとあっけないですが、会場では実際に音を聞きながらプロのノウハウを見ることができます。やっぱり音楽は音を聞いてナンボの世界です。会場に入れない方も外のプロジェクターとスピーカーで観ることができます。まだ行っていない方は是非一度問い合わせてみてください。01Xも丹沢さんのレコーディングテクニックも、実際に体験した方が断然面白いですよ!
        (レポート:小泉こいた貴裕)

セミナーのページへ